代表挨拶
私が2012年に当社を創業したのは、「未来に夢と希望が持てる社会(コミュニティー)を創出したい」という強い想いからです。
この想いの原点は、アウシュビッツ収容所から生還した学者ヴィクトール・フランクルの言葉にあります。彼は妻子を失い極限の状況においても「未来と希望があるからこそ生き続ける」と語り、その信念に私は深く感銘を受けました。
この言葉が、私の人生と経営における指針となっています。
創業当時、私にはもう一つ大切な出来事がありました。
それは長男の誕生であり、彼に「未来」と命名したことです。どんな苦難に直面しても「命を絶たず、未来と希望を信じ、夢を持って生きてほしい」という願いを込めました。
この想いは、会社を経営するうえでも変わることはなく、社員一人ひとりが自分の未来に希望を持ち、成長できる場を提供したいという強い信念に繋がっています。
創業から数年、会社は多くの失敗や困難に直面しました。人が定着せず、何度も挫折を感じ、一人で続ける方が楽かもしれないとさえ思ったこともありました。
しかし、2017年から、かけがえのない社員たちと出会い、彼らが会社に新たな希望をもたらしてくれました。
彼らとの信頼関係は単なる同僚関係を超え、まるで自分の子供を育てるかのように大切に育んできました。
最終的に得た答えは、「社員を大切にできない会社は、お客様や社会に貢献することができない」というシンプルなものでした。大きな夢を実現するためには、まず社員を第一に考える経営を行うことが不可欠だと確信しています。
それ以来、社員を大切にする会社を作るために、どのような組織が理想的かを問い続けてきました。
現在では、当社の管理職を中心に、社員たちが自発的に「仲間を大切にし、業界で最も働きやすい職場」を作り上げています。
また、お客様や取引先様を第一に考え、部下の育成にも全力を注いでくれており私はとても彼らを、誇りに感じています。
当社のビジョン(将来像)、ミッション(使命)、バリュー(価値観)は、社員たちが自ら創案したものです。
私たちの志に共感し、「日本の未来に夢と希望をもたらす明るい社会を共に創出していきたい」と考える方と、出会いたいと願っています。
代表取締役 大塚 文彦